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健康診断の血液検査で性病は分からない?

健康診断から性病は分からない!?血液検査の違いと性病検査の受け方

学校や職場で受ける健康診断でも様々な検査を行いますが、残念ながら血液検査を受けていても、性病の感染を確認することはできません。
健康診断と性病検査の違いや、性病検査はいつどのように受けたらいいのかなど、性病検査キットを使用する方へのアドバイスを掲載しています。

毎年行われる健康診断は何を見ているの?

意外と知らない健康診断の内容

企業に勤めている方は会社の法定健診、主婦や自営業の方は健康保険組合や国民健康保険の健康診断、学生の方は通っている学校で健康診断が毎年行われます。

「健康診断で性病かどうか、確認することはできるのか?」と思う方もいるようですが、結論から言うと健康診断では、性病の感染を確認することはできません。

健康診断は、確かに受診者の健康の保持・増進のために行うものですが、例えばがん検査や脳血管検査が含まれていないように、全ての病気を発見することはできないのが現状です。

結果が返却されて「異常なし」と書かれていても、それだけで安心することはできません。

健康診断の目的① 生活習慣病の予防

病気の多くは加齢だけでなく、生活習慣から影響を受けて生じるということが分かっています。

日本は過重労働大国であり、さらに欧米の生活習慣が浸透していることから、健康診断は不健康な生活習慣を見直すとともに、不摂生な生活習慣から起こる生活習慣病を予防することが大きな目的となっているのです。

この生活習慣病は今や社会問題となるほどで、日本の死因の上位を占めているため、毎年の経過を注意深く観察する必要があります。

健康診断の目的② 病気の早期発見・早期治療

がん、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞をはじめ、あらゆる病気の初期段階では、自覚できるほどの症状は出現しないものがほとんどです。

しかし、検査によって症状が出る前、あるいは症状が軽度なうちに病気を発見することで、身体的・精神的・経済的に治療の負担を軽減することができます。

健康診断を毎年受診し、変化の有無を確認したり、要注意項目に早めに対処することで、より健康寿命を延ばすことが可能です。

ただし、ここで調べられる病気の多くは内科系疾患がほとんどですので、性病の早期発見ができるわけではありません。

健康診断の目的③ 職業特有の病気

仕事の内容によっては、化学物質や過度な刺激に暴露する機会が多く、それによって他の職業よりも健康を害するリスクが高い事があります。

このような特定された物質を取り扱う労働者や、特殊な環境下で働く人に対しては、身体への弊害や病気の罹患を調べるために、通常の健診内容とは異なる「特殊健康診断」が行われているのです。

粉塵、高気圧、アルキル鉛、有機溶剤、強度な騒音、紫外線・赤外線などに従事する方は、半年に1回受ける必要があります。

健康診断の目的④ 職場・学校等の環境管理

学校や職場に所属している人が健康診断を受けると、その結果が会社にフィードバックされます。

これは、健康問題を抱える人を産業医や産業保健師がフォローするためでもありますが、実は、環境の改善にも役立てられているのです。

例えば、室内の電気の明るさやパソコンを置くデスク・椅子のサイズなどの作業環境管理、勤務時間や残業などの作業管理などがあります。

どのような部署にどのような健康状態の人が多いのか知ることで、社員がより過ごしやすい環境に改善するよう会社も務めているのです。

なぜ健康診断で性病の判断は出来ないの?

健康診断は一般的な病気の検査

健康診断はあくまでも、「その人が家庭や仕事に支障なく、健康に働ける(過ごせる)」ということを重視している検査です。

多くの方は「毎年健康診断を受けているから安心だ」と思われていますが、実際は、健康診断で全ての病気が発見できるわけではありません。

健康診断で行われる検査項目は一般的な病気と関連のあるものだけで、性病の検査は行われていませんので、毎年健康診断を受けているからといって安心はできないのです。

検査当日に異常があっても性病か分からない

例えば、自分が性病に感染しているとしても、健康診断では「体に炎症が起きているようだ」という結果までは分かりますが、それが風邪なのか、内科的な病気なのか、性病なのかなど、原因の追究まで詳しく判断することはできません。

また、健康診断で何らかの異常が発見されて病院を受診したとしても、それが性病であると念頭に置いて再検査をしたり、診察が行われるわけではありません。

基本的にはその人の既往歴などを見ながら、内科的な病気ではないかという疑いから治療に取り掛かっていきますので、性病に感染していてもそのことに気付くことができず、発見が遅れてしまうことがあります。

そうこうしている間にも性病は着々と進行していきますので、知らぬ間に重症化してしまうというリスクもあるのです。

性病をいかに自分で意識し、健康診断だけに頼らず検査を受けるかが、早期発見・早期治療の鍵を握っています。

性病か知りたければ、自分で検査を!

性病の検査は自分で受けるしかない

性病の罹患患者数は毎年徐々に増加しているにも関わらず、一般的なメディカルチェックとして性病検査が行われていないのが日本医療の現状です。

そのため、常日頃から自分の体に気を配り、異変がないかどうか、身体から出ている信号を自分自身で確認することが非常に大切です。

また、「性病にかかっているかも」「最近、陰部に違和感が・・・」「いつもと何かが違う」と悩みを抱えている方は、自主的に検査を受ける以外に方法はありません

なかなか受けづらい検査ではありますが、症状を放置しておくと命に関わるほど重症になってしまうこともあります。

性病検査っていつ受ければ良いの?

性交渉をした事がある方のうち、陰部や喉に違和感がある場合やパートナーの人が性病に感染している事が分かった時は、今すぐにでも性病検査を受けた方が良いでしょう。

特に喉の症状は、咽頭炎・喉頭炎といったのど風邪の症状に非常に似ており、見過ごされやすいので注意が必要です。

また、不特定多数の異性を相手に性行為(類似行為)を行う風俗店も、性病にかかるリスクが高いため、行った後に性病検査を受けた方が安心です。

性病の中には症状が出ない病気も多くあるため、複数の異性と性交渉をした場合や相手がそうである場合は、症状がなくても1度検査をした方が良いかもしれません。

女性の症状例

おりものの性状が変わった(サラサラ、泡状、白くてポロポロしているなど)、おりものが臭う、不正出血がある、陰部がかゆい、下腹部に痛みがある、性交時に痛みがある、排尿時に痛みがある、尿と一緒に膿が出る、水膨れ・潰瘍ができている、いびつなイボができている、赤茶色のブツブツがある

男性の症状例

排尿時に痛みがある、尿道のかゆみがある、尿道に不快感がある、尿道から膿が出る、精巣上体が腫れている、性器に赤み・ただれがある、いびつなイボができている、赤茶色のブツブツがある

喉の症状例

のどが痛い、のどが腫れている、のどが熱っぽい、いびつなイボができている、灰白色のあざがある

将来的なリスクも多いので早期検査を!

女性であれば不妊や流産、男性であれば前立腺炎などを引き起こしてしまうこともありますので、なるべく早く性病検査を受けるようにしましょう。

今では、匿名で誰にも知られず検査を受ける方法もありますし、自宅で精度の高い検査が行える性病検査キットなども普及しています。

お仕事が忙しい方、病院に行くのが恥ずかしい方でも簡単に検査が行えるようになっていますので、是非活用してご自身の健康を守りましょう。

性病検査キットにかかる費用は性病検査キットの値段は?安い価格で受けられる?でまとめていますので、是非参考にしてください。

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